【 #新潟県知事選挙 】お疲れ様でした。

 昨日投開票日だった新潟県知事選挙、残念ながら、私が応援していた、事実上の野党統一候補であった池田ちかこ氏は当選を勝ち取ることができませんでした。

 今回、米山隆一前知事の突然の辞任劇からの短い期間で、護憲野党と市民が結集し、県内外からの多くの支援もあって、豊富な資金力による対立陣営の攻勢や体制側による妨害工作に対し、池田陣営は善戦できたと思います。

 とはいえ、負けは負け。

 しかも、(今は自民党に寝返ったとは言え、県知事時代の評価は高かった)泉田裕彦、そして米山隆一の両氏を知事に選出し、元々野党系が強いといわれていた新潟において、接戦とはいえ与党陣営に対して敗北を喫してしまったわけですから、「僅差」という言葉よりも遙かに大きな敗北だと思います。

 今回の選挙戦を戦った各陣営、そして各陣営を支援してきた各政党によって、今後今回の選挙の総括はなされると思いますが(ちゃんとやりなさいよ、特に護憲野党陣営!)、私も、投票権がないなりにもこの選挙に片足を突っ込んだ者の一人として、あくまで池田ちかこ氏を応援した側からの視点ではありますが、今回の選挙を振り返ってみたいと思います。


序盤に相手側に組織票を固められたのは痛かった

 今回の敗因の主たる理由のひとつに、今回当選となった花角陣営が、早くから企業回りなどをして組織票を固めていたということを挙げられます。

 今回、泉田、米山県政を引き継ぐ候補者が当選できなかったということに対し、新潟の有権者全体を責め立てるつもりは毛頭ないのですが、組織票の攻勢に加担してしまった人々に対しては、猛省を促したいと思います。

 Twitterに投稿された下記発言での言われているように、秘密選挙の元では、誰に投票したかなどばれることはありません。ですので、もし、ある組織や仲間内から特定候補者に投票することを強制されたとしても、それを律儀に守る必要など全くない。それが投票者本人の意志と合致するのであればともかく、そうでないのなら、己の意志を貫くべき。ましてや、今回のように早期に組織票を固められる場合、その後当該候補者の問題点が発覚しても後の祭りなので、むしろ組織票攻勢に加担させられた場合は遠慮なく対立候補に入れてしまうべきだったと思います。

デマ攻勢にさらされたのも痛かった

 今回の選挙、特定候補を標的としたかなり悪質なデマが飛び交っていたようで、それも投票率上昇の抑制に少なからず影響を及ぼしていたのではないかと思います。

 特にひどかったのがこちら。

 池田ちかこ氏は事実無根なことで非難にさらされ、池田陣営はそちらへの対処という実に無駄なことにリソースを食われることとなりました。

 なお、今回の選挙でデマを拡散した人物は既に選挙管理委員会や警察に通報されているとのことですので、そちらでの捜査の成り行きにも注目したいところです。結果次第では、選挙やり直しということもあり得るのかな…。

野党の協力体制は見事

 今回、池田ちかこ氏に対する野党の協力体制は見事だったと思います。

 公示前の5月20日に立憲民主党が新潟市内で街宣を始めたことを皮切りに、護憲野党各党による協力体制ができあがり、そして6月1日、2日には、新潟駅前で大勢の聴衆を集める大街宣を開くに至りました。

 その後も野党の協力体制はギリギリまで続き、終盤には小沢一郎氏や中村喜四郎氏といった長老級の政治家までもが池田氏の応援に回りました。

 今回の選挙、安倍晋三自民党総裁委3選が掛かった選挙とも言われており、それに伴う安倍政権の続投も掛かっていたと言えるでしょう。

 それだけに、今回の選挙における野党各党の動きを見ていても、野党陣営が期待と危機感を持って臨んでいたということがよくわかります。

 特に今回極めて協力的だったのが、日本共産党でした。

共産党、東京から協力体制を敷く

 先ほど私は、「投票権がないなりにもこの選挙に片足を突っ込んだ」などと申し上げておりますが、そのきっかけを作ってくださったのが、日本共産党でした。

 今回の選挙において、日本共産党は、私が確認しているだけでも3カ所(江東、多摩、日野)に、池田ちかこ氏を応援するための電話かけセンターを開設してくださいました。

 私は、3日(日)の数時間のみ、江東区に開設された電話かけセンターで、電話をかけておりました。

 今回の共産党のご尽力、もっともっと評価されていいと思います。

 今回の共産党の動きは、今後の野党共闘の道を模索する上での、ひとつのモデルケースとなると思います。

 立憲民主党支持者の私に言わせれば、これ、本来は立憲民主党が率先してやるべきことだったと思います。常日頃から立憲民主党が言う「ボトムアップ」を、今回日本共産党が見事に体現したと思います。

 今後の野党共闘においては、むしろ立憲民主党がイニシアチブを取って、ボトムアップの協力体制を広げて行くべきだと思います。

 野党各党には、こちらの提言もご一読願いたいと思います。

電話かけの感触

 自分が電話かけをしたのは、3日(日)の日中数時間のみ。当然留守のご家庭が多く、また、繋がっても池田ちかこ氏、というより新潟県知事選挙そのものに関心をしてしている人はほとんどいなかったというのが、実感でした。

 同じ時間帯に電話かけに参加していた別の方は、さらにその前の火にも電話かけに参加していて、その反省点を述べたところ、新潟県の池田事務所の電話かけ部隊からフィードバックを貰い、それをうまく生かしていたようです。単に正義感だけで慣れない電話かけに参加してしまった自分、もしかしたらかえって足を引っ張ってしまったかなと、反省しております。

 新潟で電話かけに参加していた方の中には、最終週の平日にも電話かけに参加していて、手応えを感じていたと述べていた方もいらっしゃいます。

 とはいえ、その手応えが実際の票に結びつかなかったのは残念でなりません。

不正選挙対策を…あれ?

 今回の選挙でも、また不正選挙がささやかれています。

 不正選挙で真っ先に連想するのが、票のすり替えや改竄なのですが、今回、それ以前の段階での不正アプローチを指摘されている方がいらっしゃいます。

 3連ツイートの最後のみ引用しましたが、3ツイートすべてに目を通されることをお勧めします。期日前投票でアルバイトの人でもはっきりわかるような不正行為が横行している、というように読めます。

 これは、新潟県知事選挙に絞った話ではなく、おそらくは一般論として述べられていると思いますが、特に今回の選挙では大いに言えると思います。

 今回、特定の業界団体に対して、締め付けと称する特定候補への投票強制の恫喝があったなどという話もありますが、それと併せて、選挙管理委員会には是非とも本件について調べて欲しいと思います。こんなものを民意とは言えません。

 できれば選挙期間中に、内部告発者が出て調査開始にいたって欲しかったのですが。

 なお、不正選挙と聞いて票の改竄を真っ先に連想する私は、選挙の度に、「油性のサインペンを投票所に持参して投票せよ」と申し上げておりますが、これはこれで続けて欲しいと思います。もし仮にそのような改竄がおこなわれていなかったとしても、害になるようなものではありませんので、その手の対策はどんどん取られてしかるべきです。

 たまに、それに対し、「鉛筆で書きましょう」とクソリプを送ってくる阿呆がいますけど、それは別に害になるわけでもない油性ペンによる記入を勧める意味を理解できていない証拠ですし、また、発言者が不正に関わっていると自ら告白しているようなものです。

 また、不正選挙を唱える人間を陰謀論者と決めつける人も相変わらず多いのですが(しかも腹立たしいことに自称リベラル派の中にさえも)、現政権のやり方を見ても、公正な選挙はむしろあり得ないと考えるほうが自然です。不正がおこなわれる可能性は、常に考えておくべきでしょう。

一方、花角氏は…

 今回、与党に指示された花角陣営は、新潟県民の間で反対の民意の強い「原発」の争点を見事に隠して戦い抜きました。

 悪く言えばだまし討ちです。

 とはいえ、花角氏を支持した人の中には、「原発再稼働反対」の立場の人も少なからずいたようです。裏を返せば、池田氏がその民意を取りこぼしてしまったことが、やはり残念でなりません。

 さて、花角英世氏は、当選後、次のように述べたとのことです。

 今後、新潟県の皆様は、花角県政が本当にそのように動くのか、そして、国に忖度して新潟の産業を破壊することに加担してしまわないかということを、常に監視して欲しいと思います。

 原発問題以外で、自分が池田ちかこ氏を応援した理由のひとつに、具体的な農業政策を挙げていたということがありますが、その農業については、花角氏が国の言いなりになってTPP推進による農業破壊に手を染めないのかどうか、非常に心配しております。

 花角英世氏を知事に選んだ新潟県の皆さん、新潟の産業を守るのは、あなた方です。

最後に

 まずは、池田ちかこさん、長い闘い、本当にお疲れ様でした。

 Twitterで書いたことの再掲になりますが、池田さんには是非とも再起して欲しいと思います。

 あと、案の定、新潟の有権者に対する悪口を言う者が沸いてきました。

 先ほどTwitterに上げた発言をここに貼り付けて、とりあえずの締めとします。

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